今の私や会社があるのは、間違いなく師匠と出会えて様々な事を学べたからだと想っています。
サラリーマンとして会社勤めに励んでいた当時26歳の私。上司や先輩から色々と教わることはありましたが、それは目の前にある、日々のルーティーン業務の範囲内とプラスアルファの領域でした。
それで十分だったし、それ以上のものを望んではいなかった。正確にいうと、それ以上のものを知らなかった、が正しい答えでした。
ある日のこと、会社の上司がコンサルタントの先生(師匠)と一緒に私の所へ。「業務改善の為、先生のプロジェクトを遂行する部署へ入ってほしい」
コンサルタント?? 胡散臭いな~! が、第一印象でした。
そんな中スタートしたプロジェクトの最初の会議。私を含め、3人のメンバーに対し師匠は語りだしました。「今のこの業績、何が問題か解るか?」
「え? それって俺が考える事? ただのサラリーマンやし、言われた事はやってるし・・・」と思いつつ、とりあえず、あれが悪い、これが悪いのオンパレードを申し立てると、
「他人事やな~」
ええ??
「お前の人生、会社は保証してくれへんで~」
えええ???
「とりあえず明日から、就業後に集まるように」
こうして師匠との2年間が始まったのでした。
まさかこの出会いが、人生を180度ひっくり返すほどの出会いだとは、当時夢にも思いませんでした。
次へ続く